BuZZ英会話&学習塾では、堺、北野田教室、八尾、河内山本教室、どちらの教室でも英検対策を実施しています。
年々、英検対策の問い合わせが増えています。小学生から高校生まで沢山の生徒さんが英検のそれぞれの級に挑戦し合格しています。
特に、中学の間に英検2級合格を目指し学習を進めるお子様が増えました。
大阪府の公立高校入試では、英語の民間試験の結果が活用され、各級に応じた読み替え率が定められています。英検2級の読み替え率は80%です。
つまり、「英検2級資格を持っている=高校入試 英語C問題で72点(90点満点の80%)を取った」
ことと同じになります。
C問題は、北野高校、天王寺高校、三国丘高校、茨木高校、大手前高校、高津高校、生野高校、四條畷高校、豊中高校、岸和田高校をはじめとする難関校で採用されている、難しい問題です。
大阪教育委員会発行の令和2年度公立高等学校入学状況概要によると、
英検2級以上を取得している受験者は、府内最難関の北野高校では297名、天王寺高校で166名、三国丘高校で94名、高津高校で74名もいます。多いですね。
さらに、英語資格を活用した受験者のうち、学力検査の当日の点数の方が低かった受験者は8割以上。つまり、「実際のテストは難しかったけれど、英語資格に助けられた!」ということになります。
このことから、中学3年生にとって英検2級の合否は高校受験を左右します。
英検2級、英作で点数を稼ぎ、合格へ
昨年度も受験間近の秋から冬にかけ、最後の追い込みで英検2級に合格した生徒さんが数名いました。
2級合格に必要な語彙力をつけることはもちろんですが、英作文に助けられて合格できた!という例を紹介します。
10月の第2回の試験は惜しくも不合格したけれど
12月のCBT(コンピューターで受験する英検)で合格した中学3年生。
2020年10月、不合格、達成度は64%
リーディング 488/650、正答率50%
リスニング 431/650、正答率73%
ライティング 507/650、正答率67%
2020年12月、合格、達成度は69%
リーディング 448/650、正答率29%
リスニング 554/650、正答率80%
ライティング 632/650、正答率97%
ライティングの成績が30%向上し、16点中15点を獲得!
英作文でほぼ満点に近い点数を取れたことで、全体の達成度が7割近くまで引き上げることができました!
ん??おいおい、リーディングがむちゃくちゃ下がってるやんか!と突っ込みをいれつつも… 、合格が出来て本当によかったです。
英検のライティングの採点基準「内容、構成、語彙、文法」に注意
内容、構成、語彙、文法、それぞれ4点ずつ、計16点で採点されます。
書きたいことではなく、書けることを書く
これは、特に小学生や中学生の受験者の場合、言いたいことを書いてしまうと、気持ちが先行してしまい、文法ミスやスペルミスを誘発してしまうから。
英検が求める、決められたフォーマットを正確に使う。
たまに見かけるのが、回答者が、お題に対して初めはYesの立場で書き始めたのに、途中でNoの立場で書いてしまい、書いている本人もわけがわからなくなって文章が迷宮入り。
このような回答では、Yes, Noどちらの意見で書いているのか文章から理解ができないため、英検、英作文の採点基準の1つ「内容」の点数に繋がりません。
「書きたいことではなく、書けることを書く」「決められたフォーマットを正確に使う」
この2点に注意して書くことで、内容、構成、語彙、文法、の採点基準に合致した文章になります。
お題によって、書きやすいお題、そうでないものもありますが、しっかりと得点に繋げ合格を勝ち取って欲しいと思います。